口腔機能向上プログラムでは、市内の歯医者さんや歯科衛生士さんなどが、歯磨きや入れ歯の手入れ方法の指導や、摂食・飲み込みの機能を向上させる訓練などを行います。
本日(6月19日)は、全6回の講座のうちの第4回目。「気道感染・口腔清掃」と題し、口腔の仕組み・噛むことの大切さ・口腔清掃等の講義を行い、そのあと口・頬のマッサージや健口体操についての研修を行いました。
食べる・息をする・話す等の口腔機能を健康に維持するためには、毎日の健口体操がとても効果的です。
あいうえお体操やパタカラ体操など、リズムにのって楽しく学習しました。
■パタカラ体操:舌、唇やその周りの筋肉(口輪筋、表情筋など)の衰えを予防、改善します。
【パ】くちびるを強く閉じて開いて出る音 (→くちびるの閉じる力)
食べ物を口の中にとりこむ。食べ物をこぼさないように口を閉じる
口を閉じて飲み込む。
【タ】舌先を上の前歯の裏につけて離すことでる音 (→舌の前方への動き)
舌を使って食べ物を取り込んで、口の奥に運ぶ
【カ】舌を喉の方に、ひいてでる音 (→舌の後方への動き)
舌を使って喉まで運ばれた食べ物を、さらに食道へ運ぶ
【ラ】舌が上あごについて離れる時にでる音 (→舌の上方への動き)
舌を使って「ゴックン」と飲み込む
【担当】高齢障がい課